リフォーム×不動産を強みに、買取再販で描く新たな成長ビジョン


- 社名
- 株式会社KYORITSU
- 所在地
- 千葉県船橋市東船橋3-1-6 フィエルテ・アネックス1F
- 代表者
- 積田 慎太郎
- 加盟年月
- 2024年2月

積田 慎太郎 氏
株式会社KYORITSU
代表取締役

髙嶋 雅英 氏
株式会社KYORITSU
執行役員
地域に根ざして60年、前身のプロパンガス会社からマンション買取再販事業への挑戦
Q 御社について教えてください。
積田:株式会社KYORITSUの積田と申します。千葉県船橋市で創業60年になります。
買取再販事業とリフォーム事業を行なっており、従業員は12名です。事業の比率としては買取再販事業が7割、リフォーム事業が3割という形で行ってます。
Q 買取再販事業へ参入されたきっかけをお聞かせください。
積田:元々は地域に根ざしたプロパンガス供給会社と水道工事会社でした。
アパートオーナー様とのお付き合いが多かったので、事業で培った知見を活かし、オーナー様のお役に立ちたいという考えからリフォーム事業に取り組んだのが始まりです。
そこから勉強していって、5年前に宅建業免許を取得しました。
「リフォームを手掛ける不動産会社」としての強みをつくりたい。そして、お客様に選んでいただける物件づくりにチャレンジしたい。という想いがきっかけでした。
本部:買取再販のなかでも、区分マンションに取り組まれた理由はございますか?
積田:戸建てだと1件1件違いますし、蓋を開けたら雨漏り…みたいなことありますよね。
あと、間取りが決まってないじゃないですか。
マンションだと間取りが決まったものを、「こういう風にリフォームする」っていう絵が描けるんで。
始めやすさっていうのはあると思いますね。
Q 加盟される前の課題・懸念を教えてください。
積田:一番の課題というのが、査定のやり方がわからないので時間が掛かってしまうっていうところ。
あとは営業先も大手不動産会社様ばかりだったので、他社との価格競争などで負けてしまって…なかなか仕入れを進められないところがありました。
あと、加盟する前の懸念点としては実績が無いなかで加盟金・月会費がちゃんと回収できるかな…というところでした。
査定のスピード化と、事業期間への意識変化が買取再販事業を大きく成長させる
ー仕入れ担当の髙嶋様にお聞きしましたー
Q 先ほど査定が課題だったとお聞きしました。「売主物件データFシステム」をお使いいただいていかがですか?
髙嶋:そうですね。まず加盟前は、査定に1物件あたり1時間ほど掛かっていました。
査定方法としては、レインズや、アットホーム、あとは一般の口コミサイトなど、本当に様々な媒体を見ながら査定をしていく…という流れでやっていましたが、システムを活用してからは、査定時間が4分の1くらいになりました。現在は、1物件あたり大体15分ほどで査定できていると思います。
あとはレインズ等々を使った後の「答え合わせ」としても、システムを活用しています。
より高い精度で、かつスピーディーな査定ができるので、仲介会社さんへのレスポンスの速さにも繋がりました。
そのレスポンスの速さが功を奏して、査定の依頼件数も増えてきたな、という実感はあります。
本部:1時間からの時間短縮は大きいですよね。査定する時はいつも使っていただいていますか?
髙嶋:もう100パーセント。
周辺の販売事例をチェックして、ある程度収支を計算して、最後にシステムで答え合わせをする。
という査定の流れをエフステージさんの研修で教えていただいたので、それを取り入れつつ、さらに当社なりにアレンジして査定をしています。
Q 積田社長はいかがでしょう?
積田:仕入れから販売までの「事業期間」の考え方についてワンリノさんにノウハウを教えていただいてから、現在弊社では事業期間平均120日を目指しています。
そうした事業期間を意識することで回転率が上がり、徐々に実績が出てきて融資の幅もどんどん広がっていきました。
本部:加盟前は事業期間については意識されていましたか?
積田:そこまでしていなかったですね。数字的な意識はやはりワンリノに入ったことによってできた、というのが実際のところです。
その他にも、ワンリノのノウハウを吸収することで、買取再販事業の売上は約10倍ぐらいになりました。
新事務所への移転や人材の採用にもつながっており、企業としての成長も順調に進んでいます。
また、リフォームだけでなく「買取再販事業もある」という状態になったことで、会社全体の事業計画についても具体的に戦略を立てられるようになりました。一つの事業だけではなかなか限界が見えてたところを、今後のビジョンを大きく展開していけるな、という風に考えられるようになりました。
もう加盟する前は全然想像もつかなかったですね。
本部:加盟前のご懸念は、実際に取り組まれるなかで解消されましたでしょうか?
積田:はい。それ以上の価値があるな、というのが一番感じているところです。
金融機関の開拓から人材育成まで、加盟企業とのつながりが広げた可能性
Q 資金調達はどのようにされましたか?
積田:一応、創業60年ということもあり、古くからお付き合いいただいている金融機関様がありました。まずはそこから1件目の融資をお願いできないか、というところから進めていきました。
新規開拓ですと、地元のオーナー様から紹介いただいたというのが一つと、あとワンリノに加盟している千葉の企業様たちからご紹介を受けて、金融機関を増やしていきました。
そのなかで非常に良い金融機関を紹介してくださって。バッと件数が増えたのも、ワンリノの交流会から発展した部分はあると思います。
本部:やはり紹介窓口がある、ないとでは違いますでしょうか?
積田:全然違うと思いますね。「買取再販事業」というのをよく理解されている担当の方を紹介していただけたので。
金融機関としては何年に1回担当者さんがね、変わるじゃないですか。
買取再販事業をあまりご存知でないとか、新人さんが担当だとするとスムーズにはいかないので、そこはありがたいですね。
あとは、弊社の場合はリフォーム会社でもあるため、金融機関によってはリフォーム費用を融資に含めていただけることもポイントだと思います。
Q 加盟企業との交流から発展の他に、良さを感じられたことはありますか?
積田:弊社が千葉県なので、千葉エリアの市況を勉強をさせていただいたりとかですかね。
千葉県でもいろいろあるじゃないですか。
「いま、なかなかこの辺仕入れられないですよね」とか、「あの地域に今営業行ってるよ」とかっていうお話を聞いたりとか。
そういうのも勉強にさせて貰ってますね。
あとはワンリノ懇親会には、業界最大手の社長様たちもいらっしゃるので、そこでいろいろなお考えや、採用、人材教育だったりなどもアドバイスをいただけるので、すごく影響を受けるし、勉強にもさせて貰ってます。
地元で経営していると、同世代の代表の方となかなか会わないのですが、ワンリノには同世代の代表の方も多く、刺激を受けてます。
本部:紹介からのつながりが生まれることもワンリノネットワークでは大事にしているので。
この業界は横の繋がりがあまりないっていうのはよく聞くんですけれども…
積田:そうですね。私は個人的に地域の集まりなどで、同業の方々とコミュニケーションがありますけど、実際の事業内容となると、そこまでオープンに話されない方が多いなという印象ですね。
あと、ワンリノ加盟企業のエンリードさんに外部の研修を紹介していただいたこともあります。
「社員が入社したら、新入社員向けの研修にまず参加して貰っている」と教えていただいて。
弊社も今年4月に新卒社員が入社したので、若手社員と新卒社員の2名で参加して貰いました。
それもすごいですよね。加盟企業さんからの紹介で、研修も教えていただくっていう。
理念が育む、自考自走のプロ集団
Q 成長されている企業様には、それぞれ大切にされている理念があるように感じます。最後に、御社の事業への想いをお聞かせください。
積田:弊社には、「縁ある人を幸せにする」という企業理念があります。
まずは縁ある仲間たちを幸せにすること。そして、お客様や関わる全ての方々にも幸せを広げていくこと。そうした想いを大切にしながら、大きな目標に向かって一歩ずつ歩みを進めてきました。
営業マンがいて、施工管理がいて、職人がいる。
「自分は営業だから」、「自分は工事職人だからとか」と考えるのではなく、一人ひとりが「自考自走」しているスペシャリストであるということも弊社の特徴かなと思います。
本部:「自走」はよく聞きますが、「自考自走」というところが御社らしさですよね。
積田:はい。そのためにはチームワークが大切です。
縁あって集まった仲間を思いやり、先回りする…じゃないですけども、自らが考え、一番良い結果が出せるように社員一同で取り組んでいます。
船橋市に新たに構えたKYORITSU様のオフィス









