リフォームの知識・技術力を強みに事業拡大へ
- 社名
- 株式会社アリオス・コーポレーション
- 所在地
- 〒173-0031 東京都板橋区大谷口北町15-6星俊ビル2階
- 専務取締役
- 佐藤 裕美
- 加盟年月
- 2021年9月
培ってきた知識と経験を活かし、いまでは一都三県を中心に、リフォームだけでなくリノベーション事業・売買・仲介など不動産に関わるさまざまな事業を展開しています。
ワンリノ加盟のきっかけは営業基盤の強化
Q 事業内容について教えてください。
買取再販をメインに事業を展開しております。
創業(2009年)時はリフォーム業が中心でしたが、2012年から不動産の仕入れを開始しました。
最初は代表が1人で担当していたのですが、やはり営業社員を揃えてしっかりとした事業展開をしていこうということで、新宿に営業所を構え、リフォームのノウハウを活かしつつ2017年から本格的に買取再販事業をスタートしました。
今では年間50件を目安に、昭和40~45年以降のマンションを仕入れています。
取り扱い物件の9割がマンションで、ターゲットはファミリー層。エリアは1都(23区)及び3県がメインです。
Q ワンリノに加盟されたきっかけを教えてください。
「本格的にやっていこう」となったものの、これまでリフォームしかやってこなかったという経緯がありまして。
実際に営業社員を採用したところで、「うまく育てられるのか…」と人材育成や管理の面に課題を感じていました。
そんな時ワンリノネットワークを知り、問い合わせをしました。
個別相談をして貰うなかで営業管理システムや育成マニュアルを自社で活用できるイメージができ、営業の基盤強化ができるのではないかと加入を決めました。
私たちの場合は営業が課題でしたが、ワンリノにはそれぞれの悩みや課題に合わせた多様なサービスの使い方があると思いました。
興味を持たれた場合は、どんどん聞いてみた方が良いと思います。
システム活用で仕入れ・販売件数が増加
Q 実際に営業管理システムを利用されてみていかがですか?
営業社員の動きが非常にリアルに分かるようになり、大変助かっています。
弊社は板橋の本社にリフォーム事業部、新宿の支社に営業部を置く2拠点体制で、私は普段板橋の本社にいます。
そのため、どうしても新宿にいる営業社員の動きが十分に把握できず、目が行き届いていないということが多々ありました。
しかし、営業管理システムを使えば、どんな仲介業者様と付き合いがあり、いつどんな電話・訪問・メール等の営業活動を行ったかまで確認でき、勤務地が離れていても営業動向をつぶさに把握できるようになりました。
社員の動きを細かく見える化し無駄を省くことで、戦略的に営業活動ができていると感じています。
Q ほかに利用されているワンリノのシステムはございますか?
売主物件データシステムもよく使っています。
過去の成約事例の販売価格や期間、図面まで確認できるので便利ですね。
弊社は営業社員が3名おりますが、システム活用で相場感のすり合わせがスムーズになり、仕入れや販売件数が伸びて売り上げにつながっています。
交流会を通じて生まれた横のつながり
Q システム活用以外で加盟して良かったと思われる点を教えてください。
ワンリノの交流会を通じて、加盟パートナーさんと横のつながりができた点が良かったです。
私たちは前述の通り、長らくリフォーム事業がメインだったのと、さらに仕入れ営業は代表1人で始めたこともあり、これまで不動産事業者の方々とお付き合いする機会がありませんでした。
ワンリノに加盟して毎月欠かさず交流会に参加するようになってからは、普段は聞けない色々な事業者さんのやり方を勉強させて貰ったり、銀行さんを紹介して貰ったりしています。
他の事業者の方の取り組みや情報が得られるのはメリットですね。
競合といってしまえば競合ですが、情報交換をし合いながら良い関係性が築けています。
「機能性の本質に迫る」をテーマにさらなる発展を
Q 今後の目標についてお聞かせください。
事業理念の一つに「機能性の本質に迫る」というものがあります。
時代的には装飾美に目を向けられるお客様が多いと思いますが、既存住宅の資産形成や継承といった部分に目を向けた場合、リノベーションに求められることは機能性ではないかと思います。
住み替えも既存住宅の活用に重要なことですが、私たちは安心で質の高い住宅に付加価値をつけて資産とし、後継者につないでいくことが一番重要と考え、暮らしの本質に向き合っています。
年始に発生した能登半島地震の様子を目の当たりにし、さらにその思いを強くした次第です。
これまでもこれからも「機能性の本質に迫る」を重要なテーマとし、買取再販事業を発展させていきたいと考えています。
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